2007年1月19日 (金)

サウンド・オブ・サンダー

サウンド・オブ・サンダー デラックス版 DVD サウンド・オブ・サンダー デラックス版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2006/07/21
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監督:  ピーター・ハイアムズ   
製作:  ハワード・ボールドウィン   
カレン・ボールドウィン   
モシュ・ディアマント   
アンドリュー・スティーヴンス   
製作総指揮:  エリー・サマハ   
ロマーナ・シサローヴァ   
ジョン・ハーディ   
リック・ナサンソン   
イエルク・ヴェスターカンプ   
ウィリアム・J・イマーマン   
ブレック・アイズナー   

原作:  レイ・ブラッドベリ

『雷のような音』または『サウンド・オブ・サンダー』(ハヤカワ文庫刊『太陽の黄金の林檎』所収) 

原案:  トーマス・ディーン・ドネリー   
ジョシュア・オッペンハイマー   
脚本:  トーマス・ディーン・ドネリー   
ジョシュア・オッペンハイマー   
グレッグ・ポイリアー   
撮影:  ピーター・ハイアムズ   
プロダクションデザイン:  リチャード・ホランド   
衣装デザイン:  エスター・ヴァルツ   
編集:  シルヴィ・ランドラ   
音楽:  ニック・グレニー=スミス   
 
出演:  エドワード・バーンズ  トラヴィス・ライヤー博士 
キャサリン・マコーマック  ソニア・ランド博士 
ベン・キングズレー  チャールズ・ハットン 
ジェミマ・ルーパー   
デヴィッド・オイェロウォ   
ヴィルフリート・ホーホルディンガー   
コーリイ・ジョンソン 

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 『いかずちの音』あるいは『雷のような音』という邦訳題で知られる巨匠レイ・ブラッドベリの古典的傑作SF短編を最新の映像技術で映画化したSFパニック大作。

タイムトラベルが可能になった近未来を舞台に、恐竜狩りを楽しむツアー客のほんの僅かの過ちが、人類絶滅の危機を引き起こすさまを描く。監督は「エンド・オブ・デイズ」「カプリコン・1」のピーター・ハイアムズ。
 西暦2055年、人類はタイムトラベルを可能にしていた。

シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社では、6500万年前にタイムトラベルして恐竜狩りを楽しむという人気ツアーを主催していた。

地球の歴史が変わらぬよう、ツアーは厳格に管理されていたが、ある時、ツアー客の一人が気づかぬうちにごく小さな何かを過去から持ち帰ってしまったため、地球上の進化が大きく狂ってしまう。

それはタイム・ウェイブ(進化の波)として地球に押し寄せる。

最初に異常気象が引き起こされ、続く波で巨大植物の異常繁殖、さらには未知の巨大生物まで出現する。

そして最後の波が来たとき、人類は滅亡してしまう。

それまでに残された時間はあと僅か。はたして、人類はこの未曾有の危機を乗り越えることができるのか?


★★★★★★☆☆☆☆


!! なんじゃこりゃ~!?

この映画、去年劇場公開されてて行きたくてたまらなかったけど、

劇場予告シーンでオチがなんとなくわかってしまったことと、

売り物の映像があまりに不評なので見送った映画です。

それでも上映予告の紙のセットやポスターなどを発見しては、

見なかったことが悔やまれ今回レンタルしました。

見たかったと去年思ったのは原作がレイ・ブラッドベリだからです。

「華氏451」で不思議な世界観に衝撃を受け、

「何かが道をやってくる」では壊れたファンタジーにまた笑撃。

「原子怪獣現る」は「ゴジラ」の元になった作品だし、

「白鯨」は脚本もやってたんですね・・う~ん期待しちゃうじゃない。

私は小松左京、筒井康隆、そして大御所H.G.ウェルズの世界が大好きなのです。

SFでも特に(というより全映画のジャンル入れても)好きなのが、

タイムトラベルものなのです。

無条件で見たくなります。

この映画は不評なのですが、

一番の売りのCGがひどいからでしょう。

私もこのCGのひどさを減点にします。

そして時間が102分!!ということからくる強引すぎる説明不足の内容

これが減点です。

ただし、私は完璧な(というほどのものでもないですが)CGバリバリの、

「ディ・アフター・トゥモロー」はまったく面白くはなかったです。

そして一番新しい「キングコング」のCGもあまり好きにはなれなかった。

・・だからこの映画のCGを許せる。

というものでもないのでしょうが「ステルス」や「アイランド」よりずっと面白かった。

やはりタイムスリップものが好きということなのでしょうね。

問題の内容なのですが102分の時間内にまとめてしまっているので、

本当に忙しくジェットコースタームービー(ということは古いんですよね)ののりで、

これはスピルバーグが作り直したほうが必ず売れる!と思いました。

それかアレックス・プロヤスが監督してたら「ダークシティ」「アイロボット」以上の売れだったかも・・

予告編ですでにオチに感ずいていたので、

その鍵を握るあるモノはもうわかっていました。

だからどういう過程でどういう根拠でそれが未来に変化をもたらしたのか、

そこが説明不足でしたから「ジュラシックパーク」のような丁寧な脚本は必要だったのです。

しかし後半のジェットコースターののりが面白くて、

飽きることはなかったしこの映画は102分なんだと割り切って見てたから、

突っ込む要素が多すぎてそれがまた逆に楽しめました。

”かなり遠い”と言いながら次のシーンではもう着いてるし。

未来の移動手段が地下鉄?と突っ込めばお決まりのわけわからない怪獣がひそんでるし、

臆病な役所あがりがそこからでられないままでやはりああなったのも、

ジュラシックパークのトイレで惨殺された男そっくりで・・

内容が内容なわりに真面目に作ってあるのもひいてしまう。

でも終わったあともう一度あるシーンが気になってまた確認して大うけした。

危機一髪で命は助かったが時間の波に変貌した女性博士・・

半漁人のままコンピューターの前に座ってるの。

ここは笑えたなぁ・・

あと、すごいCG演出はわざとなのか??とも思ったくらい、

実に説得力のあるバカな脚本・・

過去の恐竜ツアーって同じ場所でないとならないんだけど、

その道って板の上を歩く音がするんですよ。

それまで現代の未来の街のセットと合成がチャチで、

背景が浮いててミニチュアがもろわかったから、

白亜紀に板の上を歩いてるのもセットの延長だとまた笑ったのですが・・

あの上からそれると大変なことが起きるぞってな展開なんですね。

まるでそれ・・テーマパークじゃないですか。

そこになぜかリアリティを感じてしまったな(爆)

恐竜もすごいCGで浮いちゃってますからありえそうでしょ?

テーマパークとかで・・(爆笑)

そう思って見られたら楽しめますよこれは。

そして気に入ったのがちっちゃな生き物にも命がありますよってな、

当たり前のことなんですがそこを今ドキ真面目に描いてること。

原作がいいからなんでしょうね。

ラストをブツ切りにしちゃったのも好感が持てました。

最近のSFは丁寧すぎて、

そのあと現代はどうなったんだろうか?と想像する楽しさや、

最後に希望的な未来を見せておきながら実は破滅していたとか多いですから。

本当に102分の時間では仕方がないですよこれは。

唯一時間が短いことの成功がラストのブツ切りですね。

出演陣では、エドワード・バーンズはプライベートライアンで、

リチャード・ギアに似ててかっこいいなぁと好感を抱いてたので・・

ベン・キングスレーもシンドラーのリスト他よく見ます。

ここらを使うんだったらスピルバーグに版権を売ったほうがよかったんでは?

その収入で倒産会社が立ち直るかもしれなかったのになぁ・・

と、もったいないもったいないと見ながら何度も口をついたほど・・

漫画のようなSFってお金かかりますからねぇ・・

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