2007年1月19日 (金)

何がジェーンに起ったか?

何がジェーンに起ったか? DVD 何がジェーンに起ったか?

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2000/04/21
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監督:  ロバート・アルドリッチ   
製作:  ロバート・アルドリッチ   
製作総指揮:  ケネス・ハイマン   
原作:  ヘンリー・ファレル   
脚本:  ルーカス・ヘラー   
撮影:  アーネスト・ホーラー   
音楽:  フランク・デ・ヴォール   
 
出演:  ベティ・デイヴィス   
ジョーン・クロフォード   
アンナ・リー   
ヴィクター・ブオノ   
メイディー・ノーマン   

古い屋敷に一組の姉妹ブランチとジェーンが暮らしていた。

ジェーンは可愛らしい名子役で一世を風靡したが、成長してからは仕事も無く、美貌のブランチの下で鬱屈した生活を送っていたのだった。

そんなある日、ブランチが事故で半身の自由を失ってしまう。立場の逆転したジェーンは、押え付けられていた鬱憤を、陰湿ないじめで晴らそうとする。

やがてブランチは、ジェーンのもとから逃げ出そうとするのだが……。


アカデミー賞

衣装デザイン賞

★★★★★★★☆☆☆


家 白黒映画を久々に見ましたがいいもんです。

作りもしっかりしてるしなにより俳優の演技がいい。

最初(美内すずえ)の怨恨漫画の世界か~?とか、

松本清張のサスペンスドラマ洋風だとか(苦笑)

しかしそこは洋画の世界。

暗くいやらしくならずに逆に笑えてしまうブラックさ。

一番近いかなぁと感じたのがホラーサスペンスの、

「サスペリア2」主演の女性(妹のほう)がサスペリア2の母役に似てたことと、

怖いくらいの陰険さでありながら次を期待する覗き見感覚・・

冒頭からの少女時代の明暗と、

最後の現代の明暗の対比。

歌い踊る成功者の妹と脇役でしかない姉。

「アイスクリームを頂戴!」わがままな妹はそのまま大人になり、

年老いてトラウマを抱える。

冒頭の舞台のそででの姉の一言に、

サスペンスを見慣れた人ならばその後の展開はわかるかもしれません。

私はサスペンスが大好きなのでどんでん返しを期待してしまい、

見ているうちに予想し疑いあら捜しをしてしまいます。

しかし使い古されたどんでん返しも、

古い映画を見ると「そうかこれが元だったんだ・・」と再発見します。

アビエイターのあるシーンやサスペリア2・・もしかしたら他にも思い当たるかも。

そういった意味でかんぐりながら腑に落ちないなぁと見ているから、

どんでん返しについては衝撃は感じませんでした。

しかし配役がいい。

まさに姉妹ともハマリ役。

姉役の俳優さんのシリアスな(美空ひばりに見えるが・・)顔は苦手で、

私は妹役の俳優さんのふけ顔だけどチャーミング(苦笑)

よくぞここまでホラーめいたお嬢様を演じているもんだと感心感心。

でもこういう人実際いそうじゃあないですか。

過去の栄光にすがって老いても勘違い自分の世界に住んでる人。

途中からいい味出して出演してるふとっちょのおかしいピアニスト。

実は彼が一番まともだったりするんだけど。

近所の姉のファンの奥様、

そしてお約束のいい性格の黒人メイド・・

密室劇のようで街の銀行でのやりとりとか、

海岸で白昼に踊りだす妹とか、

結構考えて作られてるんですよね。

しかし・・昔の映画って品のない女を演じても内容が陰険でも、

どこかしら品があると思うのはなぜだろうか・・

これは今の映画にはないことです。

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